この記事は2022年9月12日に更新しました。
ソフトバンクグループの創業者、孫正義さん。
まだ無名だったソフトバンクを、ものすごい勢いで成長させた方です。
今でも新たなチャレンジをし続け留まることを知りません。
そもそもなぜこんな偉大なことを成し遂げられているのでしょう?
その精神的な強さは、苦労しながらも頑張っていた韓国人のお祖母さんの影響が大きいそうです。
名言のなかでも、特に心にひびく名言をお伝えしたいと思います。
ビジネスだけで使える名言だけではありません。
10代の学生さんでもリタイアされた方でも自分のチャレンジできることをみつけるキッカケになるかもしれません。
晴れの日もあれば雨の日もある人生、孫正義の名言をふとした時に思い出せれば、チャレンジ精神が湧いてくるはずです。
孫正義の人生でも仕事でも悩んだときに役立つ名言9選
常に道はある。「仕方がない」とか「難しい」とかいう言葉を言えば言うほど解決は遠ざかる。
孫正義は自社が証券会社でもないのに一民間企業が証券市場のナスダック・ジャパンを設立しました。一般人が考える限界を超えて事業を起こす執着力がすさまじいです。
このときの名言だったですが、常識的に考えると民間企業が証券会社を運営しようなど法律としても想定外だったようです。
遅すぎる決断というのは決断をしないに等しい。
今ではiPhoneはどこの会社からも購入することができますが、一番初めはソフトバンクがiPhoneを独占販売していたのをご存じですか??
iPhoneができるという話を事前にキャッチした孫正義さんは、他の携帯会社が情報を得る前に真っ先に交渉し、独占販売を勝ち得ています。
美的センスに強いこだわりを持つiPhoneを作ったアップル社のスティーブ・ジョブズに独占販売を許してもらえるよう、ソフトバンクの会社のカラーをホワイト&シルバーで洗練されたデザインにしたそうです。
例えばブログ運営でも、芸能人ネタを扱うトレンドブログはいかに早く情報をキャッチして、記事にするかが肝になります。
最初に記事を載せたブログのアクセスは何万、何十万と集まります。
情報を得てから、記事に書くか悩んで書く人は、似たようなことしか書けないためにアクセスは数百ほどしか集まりません。
だから、決断は早く、迅速に行動をしろ!ってことですよね。
あぁ耳が痛いお言葉…
仕事の悩みを解決するためには、もっと仕事をするしかない。
2002年、ブロードバンド事業の新サービスなどで毎年数百億の赤字を出しながらも、新事業に取り組んでいた。孫正義だけでなく社員も徹夜の連続だったそうです。
どうしようと悩むよりも、がむしゃらに前に進み続けた結果に道が拓けたそうです。
迷ったときほど遠くを見よ。
ネットバブル期と崩壊後のソフトバンクの株価推移は激しいものでしたが、孫正義さんは動じることなかった。
IT産業が長期的に成長し続ける産業だとわかっていたから、目先のことは気にしていなかった。
発明には3つのパターンしかない。
これは孫正義さんがアメリカ留学中の発明についてです。大きく3つにわけると
- 問題を解決するために考える方法
- カタチや色を変える方法(既存の商品にもう一工夫するもの)
- 組み合わせ法(①②ではいずれ限界が来る。そのため、様々な言葉を並べてその組み合わせを評価するもの)
実現の可能性など多角的にみるという発想法を伝えてくれています。
20代で名乗りを上げる。
30代で軍資金を貯める。
40代でひと勝負かける。
50代で事業を完成させる。
60代で継承させる。
孫正義さんが19歳で人生設計図を作っています。
目標を実現させるために、具体的には今日何をするのかを考えているそうです。
つまり、この10年計画からさらに1年計画を抜き出し、数か月おきに興味ある事案や進行中の事案を確認して、今自分がしなければならないことを明確にしているとのこと。
まず登る山を決めろ。
人生について考えた孫正義さんの名言です。
先ほどの人生設計図は数十年先までの目標だが、具体的な目標を最初から決めるのは難しい。それを補完するために、登る山を決めることが大事だといっています。
結論から言え。
社員が孫正義さんに用件を伝える時に与えられる時間は、たったの10秒。
10秒で趣旨を伝えないと、この名言を言われてしまうそうです。
孫正義さんは結論を聞けば、そこに至るまでの過程も判断できるとのこと。
そうすることで、会社の時間効率も生産性も上がっているようです。
急所をみつける。それが戦略です。
戦略の元々の意味は略することです。
ソフトバンクのブロードバンド事業初期は、ベンチャー企業のように組み合わせるような資源もなかったことから、孫正義さんはこう述べています。
「あらゆる情報を集めて分析し、無駄な枝葉を取り除き、一番太い幹になるものを見つける」ことが戦略だと。
数々の名言のなかから会社のリーダーでなくても、明日からの仕事に役立てるような名言を紹介しました。
もし「これだけでは少ないよ!」「もっと孫正義さんの言葉に触れたいよ!」と思ったら、こちらの本がオススメです。
常に目につくところに置いておくと、孫さんの名言でエネルギーが湧いてきます。
我が家ではトイレに置かせてもらっています。
私が読むために置いていたのですが、最近では子供たちもペラペラめくっているようです。
会話していたら、「孫正義の本を読んだでしょ??まずは結論から言わないとね!」と子供から言われてドキッとしてしまいました。
私が感銘を受けている本について、子供たちと話をする日が来るなんて!
孫正義の原動力になったものは?
孫正義さんが事業家になろうと決めたきっかけは、14歳で日本に渡ってきた韓国人のお祖母さんの存在が大きいそうです。
このYouTubeで祖母から学んだことを語られています。
YouTubeの内容はこちら。
孫正義さんのご両親は朝から晩まで働かれていたので、子守はおばあちゃんがしていた。生活のため飼っている豚の残飯をもらうために、常に孫正義さんをリヤカーに乗せて市内を回っていた。
在日韓国人ということでツライことが多々あったそうで、日本名で隠して生きてきた。
そんなとき、孫正義さんの父が吐血で入院し、一番上の兄は高校を中退して家族を支えた。母も懸命に働き、父の入院費と生活費を賄っていた。
家族の危機から這い上がらねばならないと、孫正義さんは事業家になろうと腹をくくった。
中期的に家族を支えると中学生で決心した。事業家を志してアメリカに行こうと。母も先生も友達もおばあちゃんも泣いて止めたが、聞かなかった。
『アメリカで何かつかんで日本で事業を興す。絶対に家族を支えてみせると。』
アメリカへ発つ前にお祖母ちゃんと先祖の国へ行きたいと2週間ほど旅をしたそうです。小さな村で、日本から持ってきた、つぎはぎだらけの服をお土産として渡し、その時子供たちが満面の笑みで喜んでくれた。
孫正義さんはその時のお祖母ちゃんの喜んでいる顔が忘れられないと語っています。
<孫正義さんがお祖母ちゃんから学んだ哲学>
どんなに苦しいことがあっても誰かが助けてくれた。人様のおかげだと。
だから絶対に人を恨んではいかん。
お金じゃない地位でも名誉でもない。
会える人に喜んでもらうこと。そういう事に貢献できたら幸せだと
孫正義の名言は心に残る
『常に道はある。「仕方がない」とか「難しい」とかおい言葉を言えば言うほど解決は遠ざかる』という孫正義氏の名言を心に刻んでます。諦めたらそこで終わってしまう。でも諦めなければどこかに解決法はあるもの。「仕方がない」と言った時点で考えなくなってしまう。常に道はあるのだから。
— としぶん|50代の仕事術 (@toshibun_works) January 26, 2022
「まず登る山を決めろ。それで人生の半分が決まる」ということを言った孫正義の話を思い出した。
— 佐々木康介∞ (@redsasakou) March 18, 2018
「迷ったときほど遠くを見よ」
とは孫正義氏
今迷っていることは
目先の小さな基準で
判断していることが
往々にしてありますそんな時は遠くにある自分の夢を
再度見直すのです遠くを見れば、なんと小さなことに
迷っていたのかと気づくのです小さなことに迷わない
迷ったら遠くを見よ、です
— トットおじさん@人生は折り返しから (@tottoojisan) November 24, 2019
まとめ
孫正義の名言は、1つ1つが重みがあります。
それは、その言葉を言った孫正義さん本人がいくつもの苦境を乗り越え、実際に実行していることだから重みも感じるのかもしれません。
これからも、疲れた時や落ち込んだ時には、孫正義さんの名言を読んで元気をもらいます。
こちらの本は見開き1ページの右側が名言、左がその解説にあたるので、とても読みやすい本です。
毎日眺めているだけで、心が前向きに、そして何かにチャレンジしてみよう!と思わせてくれる本でした。
よかったら1度お読みいただけると幸いです。今日もお読みいただきありがとうございました。
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