
東日本大震災の日、東京では多くの人が歩いて帰宅しました。一方、帰宅を諦めて勤務先に残ったり、途中で断念して夜を明かした人もたくさんいました。東京のような大都会では通勤が20km、30km を超える人も多く、災害時の帰宅には問題が多いことが分かりました。
長い人生のなかでは急に思いも掛けず長い距離を歩くことがあるかもしれません。山登りをしたらみんなについていけなかった、海外旅行でつい張り切りすぎて次の日にダウンしたというようなことが起こります。できれば日頃から自分の歩ける距離を知っておくことをお勧めします。自分で移動できることは生活するうえでとても重要で、その状態が維持できたり、少しずつ良くなったりすることで生活の質や活動範囲が大きく変わってきます。
特に中高年の方は年とともに身体能力が落ちてくるのを気づかずにいることがあります。若いときは40km歩いた、高校のとき100km 歩く学校行事があったということを基準に考えていると、自分の体力を見誤ってしまします。5kmならすぐ歩ける、だいたい20kmなら一気に歩けるというように今の体力・体調の見当がつくようにしておきましょう。いざというときに多分大丈夫だとか、これは無理かも知れないから他の対応を考えようというように冷静に対処につなげることができます。
また、日頃からウォーキングしている人は、歩くたびに距離を調べるようにしましょう。ウォーキングを無理なく繰り返すと歩ける距離と歩く速さが自然と伸びて行きます。もし、ウォーキング中に体の不調(特に膝、腰)を感じたら無理をしないで中止しましょう。痛みや固さが取れないときには医師などの専門家に診てもらいましょう。無理をしないで再挑戦をすると歩ける距離はまた伸びていきます。
関連サイト
日本健康運動研究所






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