
東京都福祉保険局 東京都監察医務院が、東京23区内における2010年6月から9月の熱中症による死亡者の状況をまとめたところ、65歳以上の割合が75%でもっとも多く、家族構成をみると独居者(一人暮らし)の方が67%を占めていることがわかりました。
また、厚生労働省の2010年人口動態統計によると、全国で2010年に熱中症で亡くなった方の数は1700人を超えたとされています。
死亡(発症)場所についても、住居内が78%とほとんどで、冷房機器(エアコン)があっても使用していないケースも報告されています。
今年の夏は、厳しい暑さに加え、節電の影響による冷房機器の使用を控える傾向にあることから、熱中症を発症する人の数が増えることが予測されています。
一人で住む高齢者の増加や、室内で起こる熱中症の予防のためにも、身内の方の電話や訪問、地域での見守り・声かけが大切になるとされています。

「あらかわ街なか避暑地」のポスター
東京都荒川区は、この夏の節電と熱中症対策として「あらかわ街なか避暑地」を6月21日から取組んでいます。
「あらかわ街なか避暑地」とは、区内の集会所や図書館などの冷房を使用している公共施設を避暑地として開放し、各家庭の日中の電力消費を抑え節電効果と熱中症対策を図るものです。
実施施設は、ふれあい館や図書館、スポーツセンターなど33施設で、一部の施設では、茶菓のサービスや寄席、展示会などが催されます。
実施期間は6月21日から9月30日まで。
節電の中での熱中症対策について、日本気象学会が「節電下の熱中症予防のための緊急提言」を出し、日常生活での予防対策につい注意を促しています。この提言のポイントは6つです。
「節電下の熱中症予防のための緊急提言」
1. 真夏になる前に暑さに強い体を作ろう!
2. こまめに水分補給、塩分(ナトリウム)も忘れずに!
3. 衣服の工夫で暑さを防ごう!
4. 冷却グッズを上手に使い、より快適に!
5. 住まいの工夫で暑さに対応しよう!
6. 外出時の注意で体感温度を下げよう!






都道府県別の健康リスク更新(5/ 18)







