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健康保険による給付制度(3)出産と死亡に関する給付

1.出産育児一時金

赤ちゃんが生まれ、育ち、社会で活躍するようになることは、家族や社会にとって喜ばしいことです。ところが、肝心の妊娠出産に関わる医療費などは、健康保険の制度では病気扱いにならず、保険適用になりません。診察や検査の費用などが全額請求されるうえ、育児もいろいろ物入りです。

それを補う形で、健康保険に加入している被保険者や家族(被扶養者)の出産・育児に対して、1児の出産に原則35万円の出産育児一時金が給付されています(双生児以上の場合、主治医などが証明すれば35万円×児の数)。地方自治体や健康組合によっては、35万円に更に加算される場合もあります。

申請書の入手

この一時金受給の権利は、妊娠後85日から発生します。できるだけ出産より前に、かかっている病院や産院、職場の担当者(ご主人の扶養家族の場合はご主人の会社)、自分が加入しているか扶養家族になっている健康保険の窓口、区役所や市町村役場の窓口、社会保険事務所などで「出産育児一時金支給申請書」を貰いましょう。

早く給付を受けたい人には、一時貸付け制度もあります。また、一部の健康保険では病院などが代理受領者になり、35万円で妊娠出産の医療費を相殺する制度もあります。

出産は、結婚などいろいろ就業の変化などを伴いがちです。何か分からないことがあるときは、申請書を貰う際に相談しましょう。

申請

赤ちゃんが生まれたら、医師や助産婦さんに申請書への出生証明の記載をお願いします(市区町村長が証明することもあります)。そして出生届けを出し、赤ちゃんの名前も記入します。

記入を済ませたら申請書を自分が加入しているか扶養家族になっている健康保険の窓口(会社の担当者や健康保険組合の窓口、区役所や市町村役場の窓口、社会保険事務所のいずれか)に提出します。申請書の他に印鑑、健康保険証、母子手帳、振り込みの銀行口座などが必要な場合もありますので事前に確認しておきましょう。出産育児一時金の申請は、出産後2年までできます。

2.出産手当金

産休中の給料を会社などが支払ってくれないときに、給料の3分の2相当を給付してくれる制度です。該当するときには医師か助産婦の意見書、会社が支払いをしていないことを示す書類などが必要になります。退職後の出産に関しては適用がなくなるなど、この制度に動きがあります。

3.埋葬料(費)

人が亡くなると慌ただしく通夜、告別、火葬…と続き、悲しみにつつまれるなか諸事の手配は葬儀屋さん頼り、というのが一般的でしょう。さて、一段落つき気持ちも落ち着いたところで、健康保険の埋葬料(費)の給付も考えてみましょう。給付される埋葬料(費)は、5万円や1カ月分の給料相当など適用はいろいろですが、手続きはシンプルです。

まず、亡くなられた方の属する保険証(本人か扶養者)を確認します。そして、その保険証の関係窓口(会社の担当、健康保険組合の窓口、区役所や市町村役場、社会保険事務所のいずれか)で「健康保険埋葬料(費)請求書」を貰い、必要事項を記入してその窓口に提出します。申請時に、健康保険証、印鑑、葬儀費用の領収書(霊柩代、祭壇料、僧侶礼金、火葬料など)、死亡を証明する書類、住民票、銀行の振り込み口座などが必要になる場合もあるので、事前に確かめておきましょう。亡くなられてから2年以内なら申請できます。

埋葬料と埋葬費の違いは、給付対象者の有無によります。埋葬料は、親族内の給付資格者(健康保険の本人か被扶養者)に給付されるものです。この場合、健康保険の基準あるいは健康組合の基準にしたがって給付されます。

一方埋葬費は、給付資格者がいない場合に、実際に葬儀、埋葬などを行った人に5万円(健康保険組合によって基準が異なる)までの範囲で実費が支払われるものです。例えば、近所の身よりのない方の葬儀をあげたとき、亡くなられた方が健康保険の支払いをしていた場合に適用されます。埋葬費の申請には、亡くなられた方の健康保険証、死亡を証明する書類、領収書などが必要です。前もって必要書類と限度額の確認をしましょう。

(2008/01/05)
(sak)

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